Hablar

日々思ったことをつらつらと

英語を好きになれない?じゃあこの3つをやってみよう!

[2019/4/20(土)更新]

最近、就活中にも関わらずNewspicksやブログの勉強にはまってしまっているto-toです。名前の由来は考えているときに目の前にトートバッグがあったことです。それでは本題。

今日は英語を好きになれない学生さん向けに記事を書きました。
多くの学生と話している中で、
「俺は別に海外行かんし」
「英語習って何になるん?」
「どうやって勉強したらいいかわからん」
という生徒の声をたくさん聞いてきました。

自分なりの結論は、「英語を好きになってもらうこと」
お手伝いができればと思います。
お付き合いください。

学生は英語が嫌い

今の中高生って本当に英語が嫌いなんです。
読んでいる学生のあなたはどうですか?
大人のあなたはどうでしょう。
学生時代、英語っていう科目は好きでしたか?

学校教育がほとんどの生徒にとって英語に触れる入り口である現状を考えると、学校英語が嫌いな子が多いことは深刻な問題だなぁと思います。

そんな生徒たちを見て如何にかこうにか自主的に学習することができないかなぁと試行錯誤しました。

その結果、好きになったとは言わないまでもしっかり自分で考えて英語の勉強ができるようになった方法を少し紹介したいと思います。
お付き合いください。

①英語と日本語の違いを知る

志望校の記事でもお伝えしましたが、情報不足って何をするにも後ろ髪を引きます。

生徒がわからない情報とは、何か。
それは英語と日本語の違いと共通点です。

生徒はみんな英語と日本語が全く違うものだと思って勉強します。
そりゃ1から新しい知識を覚えるのはかなり辛いし、手間もかかるし、嫌です。
もちろん、それに対して頑張れる人もいるのですが、少なくとも僕はそうではありません。

頑張れるモチベーションは興味を持つことなんですが、それについては後述します。
まずは共通点と違いを整理してみましょう。

共通点

  • コミュニケーションのためのツールである
  • 主語・動詞・形容詞・副詞については働きも似ている(全く一緒ではありません)

違い

  • 前置詞・冠詞がある。また、形容動詞・助詞がない
  • 文字が違う

とても簡潔にまとめるとこんな感じです。


ここで「助詞がない」という点について掘り下げたいと思います。
助詞とは、「が・は・も・に」など言葉に仕事(役割)を与えている単語です。
少し抽象的なので例を挙げます。

私は映画を見た。
この文では

  • 「は」という助詞のおかげで、「私」が主語であることがわかり、
  • 「を」という助詞のおかげで「映画」が「見る」対象なんだ!

ということがわかります。
たとえこの文章を「映画を私は見た。」に変えても意味は変わりませんよね。
これが助詞パワーです。

普段当たり前に使っていますが、それがない言語、例えば英語、ではどのように言葉に仕事を与えているのでしょうか。
結論をいうと、文章中での位置が仕事を決めています。
具体的に見てみましょう。


I love his songs.
この文章は「私は彼の歌が好き。」という文ですよね。
文の始めに来ているから「I」が主語で、動詞の後ろにあるから「his songs」が目的語だとわかります。
この文が「His songs love me.」だと意味が全く変わってしまいますよね。
この現象のことを(勝手に)助詞ロスと言います。
この助詞ロスを知ることが英語を学ぶ第1歩ではないでしょうか。
長々となってしまいましたので、共通点や違いの話はここまでにしたいと思います。

何か質問があればTwitterまでどうぞ!

②興味を持つ

先ほどもちらっとお話ししましたが、しんどいことに対して頑張るにはモチベーションが必要です。
興味を持つことは誰にとってもある程度のモチベーションになると思っています。
英語そのものでなくとも構いません。
好きなことを思い浮かべてください。


服が好きなら、そのブランドはどこの国発祥なのでしょう。
ゲームが好きなら、海外のゲーム気になりませんか?
映画が好きなら、吹き替え版、ディズニーでもいいのでみてみませんか?


さらに深く掘り、どんな人が作ったんだろうと思いません?

その人たちってどんな生活をしてるんでしょう。
こんな風に外国!と強いベクトルを持たなくてもなんとなく海外につながることがあると思います。
そこから少し頑張ってみて調べてみてください。

たとえば、好きな映画を英語音声、英語字幕で見てみる。
好きなゲームを実況している外国人youtuberの動画を見てみる。
などですね。

③実際の暮らしを知る

②と少し似ている部分もあるんですが、実際の英語がどう使われているのか知りませんよね?
関係代名詞の非制限用法ってあんまり使われないと思われがちなんですが、実は日常会話でよく使われてたりします。


For a while, I'd waited him, who came here just now.
(しばらく彼を待ち続けてたんだ。たった今来たんだけどね)
今考えた拙い例文ですが、こんな感じで学んでる文法って実は生きてきます。
じゃあ、実際どうやって生きている英語を聞くのか。
おすすめは2つです。

Youtubeに関してはちかさんなんかがおすすめです。
日本語で、英語も交えながら文化を紹介してくれていますよ。

洋楽はディズニー音楽から始めたり、それこそ街中で流れている音楽の歌詞をしっかり見てみることから始めてみてください。

まとめ

どうですか?
英語との距離が少しでも近づいてくれれば嬉しいです。
こんなことが好きなんですけど、何かいいとっかかりはありますか、などどしどし聞いてください!
1つでも実践して、じゃあ受験のためにどんな勉強をしたらいいの?ということはまたの機会に書きます。
今日も1日頑張りましょう!