少年Youtuber ゆたぼん! 不登校って不幸?
[2019/5/7(火)更新
]
こんにちわ。
今日は最近話題のYoutuber ゆたぼんさんについて、自分なりの考えを書きたいと思います。
Youtuber ゆたぼんさん
www.youtube.com
twitter.com
大荒れですねぇ。
たかが10歳の小学生がYoutuberだと言って、学校に行かなくてもいいと言っていることに対して、少なからず皆さんが恐怖を覚えています。
確かに、「ロボットのように見えて、そうなりたくないと思った」「宿題で先生と揉めたから不登校になった」となかなか言葉が過激かつ何も考えてなさげなので、批判が集まるのは当たり前だと思います。
ただ、僕はゆたぼんさん、ないし親御さんの発言自体は間違っていないと思っていて、「やりたくないことはしなくていい」と思っています。
こんなにアクティブに動ける大人なんていませんしね。
誤解がないように先に言っておきますね。
僕は教育を受けさせる義務の放棄や、他の子や頑張っている人を「ロボット」と評価していることに賛同しているわけではありません。
そのシステムはこれまでなくてはならなかったものであり、言葉を選ばずにズケズケと話している彼をみて、皆さんと同じように不快に感じたのは事実です。
その上で、ゆたぼんさんの言っていることは的を得ていて、死んじゃうくらいなら学校なんて絶対に行かなくてもいいし、(ゆたぼんさんは死んじゃうくらいではなかったと思いますが…)、勉強だって別にしたくなければしなくていいとまで思っています。
〜すべき論は全て取っ払っても続いていけるくらいの社会まで成長したのだから、いろんな義務やら慣習は今風に変えてしまえばいいのに、とまで思っています。
そんなに簡単なことではないですけどね。
コメントでのよくある批判が、
「宿題くらいやれ」←まぁその通りですね
「自己中」←的を得てます
「親もロボットになって働いているから飯が食えるんだぞ」←ん?
この批判に関しては僕もあまり賛同できません。
社会はそんなに甘くないとわかった上ですが、
やはりこれからは自分がやりたいと思ったことを突き詰めることが大切なのでは?
と思ってしまいました。
親がこうだから、
とか
みんながこうだから、
とかいう理論で他人の人生のレールを引く必要はないんじゃないかなぁと、
昨日も書きましたが、幼卒がいてもいいんですよ。
その人の勝手です。
何をしてもなんだかんだ生きていける世界なんで、小学校に行きたくなければ行かなければいい。
ただ1つだけ疑問に思っていることがあります。
他人のことはどうでもいいと思うんですが、家族とか恋人のことはどうでもよくはないと思っています。
そこまで割り切れたらすごいと思うんですけどね。
僕の疑問は、
ゆたぼんさんは本当に自分で学校に行かないと決めたのか?
です。
こちらの記事でも書かせていただきましたが、意思決定には情報が必要です。
志望校を決めるためには、少しでもいいから情報をかき集めなければいけません。
ゆたぼんさんは学校に行きなくなかった。
それは真実だと思います。
てか、学校に超積極的に行きたい小学生とか、宿題万歳って小学生なんていないと思います。
僕の懸念は、”ゆたぼんさんは今学校に行かないメリットとデメリットを本当に理解した上で、その選択をしているのかどうか”です。
僕の考えるメリットは
- 自分の時間が増える
- 勉強をしなくてもよい
- 無駄な人間関係に悩まなくてもいい
くらいですかね。
それは大きくメリットと言えます。
それはそうなんですが、
デメリットも存在していて、
- 今後の人間関係のもつれに対応できる可能性が下がる
- 何かに特化する必要がある
- 成人するまでのライフプランを明確に描かなければいけない
とか。
これらのデメリットってまぁ自分で努力すれば普通に取り返せる範囲だと思うんですが、それに本人が気づいているのかはとても不安です。
小学生がこれを自分で把握できているとなると、超天才なので、ぜひこのままYoutuberとして、学校でマイノリティになっている人を救ってあげることに集中して欲しいんですが、もし違うとなると、そこに関して静かにアドバイスしてあげる大人がいればもっと良い活動になるのになぁ、と感じます。
情報がない、考えられないことは本当に恐怖でしかありません。
いわゆる情報弱者、情弱ってやつですが、その点を気をつけてあげて欲しいですね。
どんだけアンチがついても、面白いと思う大人とか企業もバンバン出てくると思いますけど。
僕もこれからはより一層、意思決定の際に自分の中で、情報が十分であり、整理できているかを意識していきます。
時には行動が先の時も必要なんですけどね。
これからも注目していきたいと思います。
応援もしつつ見守ります。
本日もありがとうございました!